Picture by Eisuke
Kusachi
English
ワークショップ "心臓ピクニック"
2010年10月15,16,17日
@21_21 DESIGN SIGHT,
六本木, 東京
by
渡邊 淳司
(知覚研究者)
川口
ゆい (ダンサー、
コレオグラファー)
坂倉 杏介 (慶応大学)
安藤
英由樹 (大阪大学)
心臓ピクニックの体験 |
心臓は生命を維持するために毎日10万回以上拍動していますが、私達は、その鼓動を、緊張した時や怪我をした時など、特別な場合以外、意識することはありません。本ワークショップでは、自分自身の鼓動を振動スピーカーを通じて身体外部に感じ取れるようにするとともに、名刺のように交換したりして、コミュニケーションを図ります。それらの行為を通じて、自分自身の身体の存在を感じなおす試みをしてみたいと思います。 |
振動スピーカ(心臓ボックス)と聴診器が回路を通してつながている
心臓ボックスを手に持ち、聴診器を胸に当てる
自分の鼓動を手に感じる
鼓動の変化は心臓ボックスにつけられたLEDによって見ることもできる
システムを手に持って歩きまわる
地面に座って、空の下で
鼓動が頭の中で鳴り響く
運動をして鼓動が速くなると、それが心臓ボックスの振動として現れる
ワークショップの様子 |
鼓動を手の上に取り出し、自分の鼓動に”触れる”
他の人の心臓ボックスを触ったとき、自分のとの違いがわかるでしょうか?
もし、名も知らぬ人と鼓動を交換することには戸惑いを覚えてしまう
心臓ボックスを携え多くの人とピクニックへ
風船を膨らますと鼓動が速くなる
鼓動は録音することができる
心臓ボックスは聴診器を放しても振動し続ける
ワークショップの最後には、心臓ボックスの電源を抜いて振動を止める
心臓ボックスが自分の生の象徴のように感じられたとき、
その電源を抜くことは何を意味するだろうか?
<これまでのワークショップ> ・2010年10月15〜17日 ・2011年11月3、4日 <体験型展示> ・2011年12月10〜18日 <参考文献>
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Contact: watanabe.junji@lab.ntt.co.jp |
Special thanks to Tsubasa Yamamoto for workshop assistance and photo model.